そんな刃に傷ついて
人間って実に簡単に怪我をする。
包丁やナイフはもちろん、割れたガラスや石、鉛筆、さらに
紙やあめ玉ですら怪我できる。
人間ってもろいなー。紙に負けるなよ紙に。
しっかし、なんで傷つくんだそんなもんで?
切ると言うのはどういうことか?
分子の結合をある面を基準に比較的綺麗に切り離すということだが、
そんなに人間の体とか簡単に切れてしまうのは何故か。
いや、よく考えてみると材質は関係ない。
空気ですら物を切ることがあるわけだから。
かまいたちと呼ばれる現象がそれである。
要するにだ、鋭い面をもち、かつ一定以上の力をかけられるなら
紙だろうと空気だろうと人を怪我させられるわけだ。
とはいえ四六時中切れるわけでもない。
もしそうなら銀行員はまともにお札を数えられないだろう。
指を切るために十分な力がいつもかかるわけではないためだ。
いちいち切れていたら困るけど。
ある程度の鋭利さとそれに応じた力がかかれば、物は容易に切断できる。
鋭利であればあるほど、力は少なくても切れてしまう。
かみそりみたいなもんだ。
そして切る対象物がやわらかいほど簡単に切れる。あたりまえ。
豆腐切るのに刃物はいらぬ、糸の一本あればいい。
(包丁のほうが使いやすいけどな)
切らないためにはどうしたら良いか?
特定の場所に力がかからないように、力を分散させればいい。
防刃ジャケットとかはそういう発想で作られているわけで。
後はなんかでカバーするかだな。指になんかつけるやつとかあるし。
もっとも、その発想はあめ玉とかには通用しない。
あめ玉で口の中をきらないようにするにはどうしたら良いか?
まさか口の中にカバーを入れるわけにも行くまい。
あめ玉をなめない、それも良いかも知れん。
だが…どうしてもなめたい人はどうしたら良いというのか。
尖った面に対して力がかかるから切れる。
ということは力をかけなければいい。なるべく舌を動かさず
ゆっくり溶かせば怪我はしない。
…怪我しても普通なら治るから、そこまでこだわる意味は無いだろうが。